ビザの申請に行きました!/高校留学準備
娘のmocaちゃんがアメリカに高校留学することになりました。
わからないことばかりでしたが、なんとか留学することができました。
そんな私たち母娘の、留学までの道のりや留学生活、その他いろいろなことをblogでお伝えしていきたいと思います。
★今回は、学生ビザの取得について書かせていただきます★
学生ビザって何ですか?
日本から海外に行くときにはパスポートが必要ですよね。
そして、アメリカに入国するには全ての人がビザが必要です。
アメリカに観光に行くときには、ESTA(ビザ免除プログラム)をアメリカ領事館のwebサイトから渡米日の72時間以上前までに申請をするとすぐに発行してもらえます。
留学に必要なビザは、
90日未満の短期留学であれば、観光ビザのESTAで行くことができます。
*娘のmocaちゃんも、ロサンゼルスの語学留学の時は観光ビザのESTAで行きました。
しかし、
留学期間が90日以上になると、学生ビザの取得が必要となります。
娘のmocaちゃんは高校卒業までの長期留学となるため、もちろん学生ビザを取得しなけれななりませんでした。
ビザとは国家が自国民以外に対して、その人物の所持する旅券が有効であり、かつその人物が入国しても差し支えないと示す証書である。
アメリカの学生ビザの種類は
・F-1ビザ
最も一般的な学生ビザです。米国内の認定大学、私立高等学校、認可された英語プログラムなどで教育を受けることを希望する場合は、F-1 ビザが必要です。週18時間以上の授業を受ける場合も F-1 ビザが必要です。
・M-1ビザ
米国の機関で非学術的もしくは職業的な教育または研修を受けることを計画されている場合は、M-1 ビザが必要です。
留学ビザの種類は、F-1 もしくは M-1 ビザがあることがわかりました。
ということで
娘のmocaちゃんは、高校留学をするためF-1 ビザを申請する必要がありました。
F-1 ビザはどのやって取得するの
F-1 ビザは、
観光ビザのESTAのようにwebサイトからの申請をしてwebで発行できる訳ではありませんでした。
アメリカ領事館に申請をしてから面接官と面接を行い、許可された場合に発行されるそうです。
米国ビザの申請のしかたは、アメリカ領事館のホームページ。
こちらに書いてありました。
まずは、学校からI-20を発行してもらいましょう
学生ビザの申請に最も重要な書類は
合格した学校から発行されるI -20(アイ トウェンティと読みます)です。
留学先の学校からまだ届いていない場合には、早急に請求をして発行してもらいましょう。
娘のmocaちゃんの高校の場合は、入学金の送金が済んだらすぐに郵送で送られてきました。
ビザの申請は難しい!
娘のmocaちゃんの留学する予定の高校から、
学生ビザ申請に必要な書類であるI -20が届きました。
さて、どうやって申請するのでしょうか。
申請のしかたはアメリカ領事館のホームページに書いてありましたが…なんだか難しそう
学生ビザを取得するのは簡単ではないという話も聞きました。
アメリカの高校に合格しても、学生ビザが取得できなかったために留学先の国を変更した方もいたそうです。
せっかく希望のアメリカの高校に合格することができたのに、学生ビザが取得できなかったら、高校留学に行くこともできません。
うちの娘のmocaちゃんは大丈夫かしら…
留学をされた方にお話を聞くと
ビザの申請は自分でできますよ。でも、中学校を卒業したばかりの娘さんが一人で手続きなどをするのは大変ですよね。ビザの申請サポートをしているところに頼むのもいいですね。
ということで、
今回は、ビザ申請サポートを行っているところにお世話になることにしました。
ビザの申請の流れは
ステップ1
ビザの種類を選択します。
*娘のmocaちゃんは、F-1ビザです。
ステップ2
DS-160ビザ申請書の作成をします。
アメリカ領事館のホームページよりDS-160フォームにガイドラインに沿って入力します。
*ビザ申請サポートで代行してもらいました。
ステップ3
ビザ申請料金を支払います。
学生ビザは、申請料金のほかにSEVIS費用の支払いが必要です。
SEVIS費用とは
学生・交流訪問者情報システム(SEVIS)は、インターネットベースのシステムで、F、M、およびJビザの学生交流訪問者(およびその家族)が最初に書類(I- 20またはDS- 2019)を受け取ってから卒業/プログラム終了/または学校を辞めるまでを管理するシステムです。ビザ申請料金とは別に、SEVIS費用を支払う必要があります。
*ビザ申請サポートで代行してもらいました。
ステップ4
ビザ面接の予約をします。
*ビザ申請サポートで代行してもらいました。
アメリカ領事館に行ってきました。
いよいよ面接の日が来ました。
いざ、ビザ申請のためアメリカ領事館に行きます。
ビザ申請の準備が整いました。
ビザ申請サポートで代行していただき、申請書の作成、申請料金とSEVIS費用の支払い、面接予約をしていただき面接の準備が整いました。
娘のmocaちゃんと予約した日時に面接に行きました。
<必要物品>
- パスポート
- オンラインビザ申請書(DS-160)
- カラー写真(5×5cm 背景は白で、6ヶ月以内に撮影したもの:領事館でも撮影できます。)
- 面接予約確認書
- I-20
- SEVIS費支払い確認書
- 親の同意書(未成年が費用を出してもらう場合に、英文での同意書が必要です。ビザ申請サポートのサンプルをもとに英文で記載しサインをしました。)
- 財政証明(金融機関発行の英文残高証明書:留学に伴う費用を賄えることを財政証明書として提出します。最初の1年分があれば大丈夫です。目安として、授業料+生活費として1ヶ月$1000〜1300×滞在月数:面接日を基準に発行日から1ヶ月以内に発行のもの)
*財政証明書は、こちらを参考にしてください。
アメリカ領事館に行きました!
娘のmocaちゃんは、母と一緒に東京のアメリカ領事館に行きました。
アメリカ領事館には初めて行きましたが、
領事館の中はアメリカ。
入り口には飛行機に乗る時と同様のセキュリティチェックがありました。
セキュリティチェックは混んでいました。
「面接時間に間に合わない」と心配しますが、同じ面接時間の人が何十人もいるためセキュリティチェックが混んでいて面接時間を過ぎても大丈夫だそうです。
娘のmocaちゃんと母も、事前に聞いていたため心配はしませんでした。
いよいよ面接
面接は、アメリカ領事館の職員が行います。
もちろん英語での面接になりますが、たまに日本語の時もあるそうです。
ビザの取得は難しく
前にも書きましたが、
留学先の高校に合格してもビザが取得できずに、アメリカではなくカナダの学校に受験しなおしたという話も聞きました。
一度はダメでも2回目でビザを取得できた、という話も聞きました。
そんなことを聞いていると、面接はすごく緊張しますね。
しかし、
面接に行くのは、mocaちゃん一人だけ。 母は一緒にはいけません。
留学するのは娘のmocaちゃんですから。
面接というと、個室に呼ばれて行うというイメージですが、
ビザの面接は、窓口越しに中にいる面接官と面接をするという形式でした。
なので、
順番を待っている間に、ほかの方の面接風景を見ることができました。
すぐに面接が終わる方もいれば、30分以上面接を行っている方もいました。
娘のmocaちゃんが呼ばれる前に、娘よりも小さい小学6年生くらいの女の子が一人で面接を受けていました。
すごいな。
予約した面接時間よりも2時間以上過ぎたところで、娘のmocaちゃんの名前が呼ばれました。
母は面接が気になりましたが、
そばについていることができず、待合席から娘のmocaちゃんの面接をしている後ろ姿を見守りました。
面接は、10〜15分くらいだったと思います。
とっても長く感じましたが…
母のところに帰ってきた娘のmocaちゃんは、あっさりと
「大丈夫みたい」
母は一安心しました。
ビザは、パスポートに貼って郵送されるとのことで
パスポートを預けて帰りました。
ビザの申請が終わり、
娘のmocaちゃんとランチを食べて帰りました。
また一つ留学の準備がすすめられたと安心しながらも
母はまたまた寂しい気持ちになりました。
*最後まで読んでいただき、ありがとうございました。*